ネタバレ感想【劇場版ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強】

【story】
かつてこの広い宇宙の果てで、サイヤ人の戦士バーダックは、宇宙を支配する巨悪フリーザに闘いを挑むも、無残にも敗れ去ってしまう。バーダックは生まれたばかりの息子カカロットにサイヤ人の誇りを託し、故郷である惑星ベジータと共に砕け散った。それから数十年、カカロットは地球で孫悟空として逞しく成長し、運命は巡り、ついに悟空はサイヤ人の宿敵フリーザを倒したのであった。………らしい。

地球最大の危機であったスラッグ襲来より約1年、またもやまたもやまたもや宇宙からの侵略者がやって来た!!!

この1年の間に悟空はフリーザとなんやかんや一悶着あったみたいで、激闘の末フリーザをやっつけたみたいです。フリーザがどんな人だったのか結局分からず終いだったが、なんとフリーザには兄がいた。荒野の惑星で吹き荒ぶ嵐の中、部下を従えて玉座に座り、王様ごっこを楽しんでいたクウラは、弟の訃報を聞いて弔い合戦を挑むべく、憎むべき仇のサイヤ人が住むという地球に向かった。

根っからのアウトドア派であった悟空たちは、今日も山奥でキャンプを楽しんでいた。そんなリア充で長閑な昼下がり、突如いかにも怪しい男たちに襲われる悟空たち。彼らこそ宇宙最凶のフリーザの兄、宇宙最最凶のクウラとその部下、クウラ機甲戦隊のサウザー、ドーレ、ネイズだった。

突然の敵襲に戸惑う悟空たち。特にクウラの戦闘力はフリーザを遥かに上回り、悟空でも歯が立たない。なんとか危機を脱するも、悟空は瀕死の重傷を負ってしまう。回復する為の仙豆は、よりによって遥かカリン塔まで取りに行かなくてはならない。それもその筈、これからキャンプでバーベキューをする予定だった彼らが、一粒で10日間も飢えが凌げる仙豆なんか持って来ていたら何のためのバーベキューか分からない。かくして、孫悟飯とハイヤードラゴンによる、仙豆入手ミッションが始まった。

相手の強さを数値化し、その所在地まで感知する宇宙のハイテクメカ、「スカウター」を使用するクウラ機甲戦隊。しかし、スカウターに頼るあまり、スカウターが感知しない程度の戦闘力であるハイヤードラゴンが自分たちの頭上を飛んでいても、自分の目で探すことを忘れてしまう間抜けっぷり。もし彼らのボスがスラッグだったら即座に処刑モンである。クウラ一味はかなりホワイトな組織らしい。

ハイヤードラゴンのお陰で無事にカリン塔頂上に到達する悟飯。しかし、この天高い塔を自分の力のみで登頂しなかった悟飯に対し、もう一度登りなおして来いと言う厳しいカリン様。その昔、父親の悟空は殺し屋桃白白(タオパイパイ)のどどん波に飛ばされて一切塔を登ることなく訪問したことを咎めなかった上に、仙豆までご馳走して、更に頼まれてもいないのに桃白白の倒し方までレクチャーしてくれた神対応っぷりだったというのに、息子には厳しい猫である。この数年の間に何かあったのであろうか。しょげかえる悟飯に対し、カリン様の付き人であるロン毛のデブ、ヤジロベーが名古屋弁で優しく声をかける。大サービスで仙豆をくれるヤジロベー。大喜びでカリン塔を飛び出す悟飯。カリン様の立場とは…。

再びハイヤードラゴンと共に悟空のもとを目指すが、油断してクウラ機甲戦隊に見つかってしまう。攻撃を受け、山の中に転落するハイヤードラゴン。ハイヤードラゴンの安否も気になるが、3人がかりで襲われて悟飯大ピンチ。愛弟子のピンチとなれば勿論、ピッコロさんの出番だ。今まで何処にいたのかと不思議なくらいに絶妙なタイミングで現れるピッコロ。更に、この場は引き受けるので仙豆を悟空に届ける様に促すピッコロ。あまりにも状況を飲み込み過ぎだ。本当にずっと何処かに隠れて見ていたのであろうか。大急ぎで悟空のもとへ飛んで行く悟飯。ハイヤードラゴンの安否が気になる。助けないということは、死んだのだろうか。

ここからはまさかのピッコロさん無双で、クウラ機甲戦隊を次々と葬り去るピッコロ。しかし、突如現れたクウラには成すすべもなく倒されてしまう。そこに悟飯から受け取った仙豆を食べて全快した悟空が登場。最終決戦が始まった。先ほどとは打って変わって、クウラに善戦する悟空。しかし、クウラは奥の手を秘めていた。全身がまるで鎧に覆われた様な姿に変身し、急激にパワーアップしたクウラ。圧倒的な戦力差に追い詰められる悟空。絶体絶命のその時、悟空の眠っていた力が目覚めた。

黒かった髪の毛は金色に変色、目の色も青く変化し、全身から金色のオーラが立ち上り、言葉遣いも荒々しくなり、まるで別人の様に変身した悟空。あまりの事態に、クウラも状況がつかめていない。これこそ、1年前に宇宙最強と謳われたフリーザを倒した、悟空の眠っていた力、真の超サイヤ人の力だった。

形勢は一気に逆転。何をやっても悟空に敵わないクウラ。最強の一族であるはずの自分が、長年見下していたサイヤ人に敗れるという屈辱に耐えられなかったクウラは、巨大なパワーボールを作る。地球ごと悟空を消し飛ばす作戦だ。惑星を破壊するほどのパワーを誇るクウラのパワーボールを、渾身のかめはめ波で跳ね返す超サイヤ人悟空。両者最大の技の力比べを制したのは悟空。クウラは自分のパワーボールごと宇宙に飛ばされ、太陽に突っ込み木端微塵に消し飛んだ。

闘いが終わると悟空は元の姿に戻り、悟飯やクリリン、ピッコロも無事で、再び地球の平和は守られたのであった。

あ、ハイヤードラゴン生きてました。

【review】
中学生の頃に地元の映画館まで観に行った数少ないドラゴンボール映画作品。

強引だけどフリーザ編までのストーリーや設定を一気に補完。クウラというキャラはしっかりしていて割りと好みです。今回は部下の数もすっきり3人にまとめ、良い感じで活躍させて早めに退場してもらうという、スタッフさんの映画版ドラゴンボールの展開作りがDANDAN上手くなってきていると感じました。

超サイヤ人初登場。ここから先は、超サイヤ人に変身しないと戦えない敵ばかりになります。

ここ一年の間に、お隣さん感覚で何度も訪れる宇宙最強の侵略者たち。毎回後手後手に回るもんだから、その都度大ピンチに陥っている。そろそろ地球側も何かしらの対策を立てないと、いよいよ取り返しのつかないことになりそうだ。

ハイヤードラゴンの登場はここまで。次回からは出てこないか、出てもモブ的扱いになります。なので、途中ピンチに陥った時、本当に死んだのかと思って、その後の展開は彼の安否がずっと気になってました。これ、スタッフも存在忘れてたんじゃないの?

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