ネタバレ感想【劇場版ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ】

【story】
ガーリックJr.の野望を阻止してから1~2年後、悟空は神様の中の神様である界王さまの下で修行を積み、新必殺技の界王拳と元気玉を習得していた。そして息子の悟飯は、その潜在能力を買われたのか、なんとピッコロ大魔王に師事を受け、たくましく成長していた。一体何のためにそんなパワーアップが必要だったのか。どうもこの数年の間に宇宙から強力な侵略者が襲来し、激闘の末それらを追い払った様な背景が見られる。

そんな平和なある日のこと、スケベな子豚ウーロンは、孫悟飯を用心棒にしてドラゴンボールを集めていた。叶えたい願いはホカホカのギャルのパンティを頂くこと。命がけの危険を冒して世界中を旅するにしては釣り合わない願いだと思うが、価値観は人それぞれだ。既に一か所に7個揃っているので、探す手間が省けて好都合と喜ぶウーロンは、この時点でもっとしっかり考えるべきだった。それはつまり、誰かが今まさに願いを叶えようとしている瞬間だという事を。

今から50年前、悪の天才科学者Dr.ウィローは、その狂人的な科学力で世界を支配しようとしていた。年老いて肉体は滅びても、誰か他の人間、しかも最強の肉体に脳を移植する事によって、永遠に不滅の命を得ようとしていたのだ。研究は助手のDr.コーチンが引き継いだが、研究所が永久凍土に封印されてしまい頓挫してしまう。そして50年後、ドラゴンボールの力を使って、Dr.コーチンは遂にDr.ウィローを蘇らせたのだった。

蘇るや否や、生み出したバイオ戦士を使って最強の肉体探しに奔走するDr.ウィロー。差し当たり近くに居たウーロンと悟飯が襲われるが、愛弟子のピンチを敏感に察知したピッコロが助けに入る。しかし、3人の強力なバイオ戦士、エビフリャー、ミソカッツン、キシーメの攻撃により、逆にピッコロが囚われの身となってしまう。

ピッコロのお陰で無事に帰宅する事が出来た悟飯だったが、師匠の身が心配で勉強にも全く身が入らない。唐突にピッコロへの熱い想いを全力で伝える幻の名曲「ピッコロさんだ~いすき」を熱唱する孫悟飯こと野沢雅子。歌い終えると悟飯は一念発起、母の制止を振り切ってピッコロを救いに飛び立つ。勿論、父親の悟空も後を追った。

50年前の最強の戦士は武天老師だったという観点から、とばっちりで襲われる亀仙人。同居しているクリリンも参戦し、科学者繋がりでブルマも登場、役者は揃った。Dr.ウィローの研究所で、名古屋名物3人衆と戦う戦士たち。尺の都合であっさり撃破。しかし、Dr.ウィローの洗脳マシーンに操られたピッコロが襲いかかってくる。仲間であり、師匠でもあり、更に誰もが一目置く実力者のピッコロが敵として襲いかかって来るのだ。一体どうやってこの危機を脱するのか。とりあえず尺の都合でピッコロを元に戻した悟空たち。残るはDr.ウィローただ一人。

Dr.ウィローは、強力なロボットのボディに脳を移植して襲いかかってきた。そのパワーは、もはや最強の人間の肉体探しなど必要ないんじゃないかと思うほどに完成されている。Dr.ウィローの凄まじい攻撃に対し、ニューブローの界王拳で応戦する悟空。界王拳とは、肉体のパワーを瞬間的に何倍にもアップさせる技だが、その反動で肉体への負担が大きいために濫用は出来ない。

界王拳で倍増させたかめはめ波でDr.ウィローを大気圏まで吹き飛ばす悟空。ダメージを負って怒り狂ったDr.ウィローは、最大パワーで地球ごと悟空たちを破壊しようとする。天才科学者とは思えない程に本末転倒な作戦だが、癇癪を起したういろうは地球に向けて最大のエネルギー波を放つ。

その間、地球の全ての生きものから少しずつパワーを集め、巨大なエネルギー球として放つ新必殺技の元気玉を完成させて撃ち込む悟空。圧倒的パワーでDr.ウィローのエネルギー波を貫いた元気玉は、そのままDr.ウィローを宇宙の塵と化した。

【review】
Zになってから暫く、ラスボスが一人いて、その周りに個性的な部下がいる悪の軍団と戦う展開のパターンになっていく。基本的には原作にちなんだオリジナルキャラが描かれるのだが、今回は珍しく原作とはあまり関係ない悪の天才科学者という設定。

適当なネーミングの複数の部下を尺の都合で一気に倒す展開もパターンなのだが、これがまた退屈で毎回寝る寝る。

ここ三作品程、孫悟飯になにかしらの歌を歌わせる展開があるのだが、これがまた恥ずかしくて観ていられなくなる。それを堪えながら楽しむのも、この時期の劇場版の醍醐味だ。

それからこの時期、何故かウーロンと悟飯が凄い仲良しとして描かれているのだけど、なんででしょうね?

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