ネタバレ感想【劇場版ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険】

【story】
悟空とクリリンが亀仙人の元へ弟子入りしてから数か月。厳しい修行を終えた二人は、腕試しとしてミーファン帝国で行われる武道大会への参加を決める。ミーファン帝国とは、非常に文化の栄えた豊かな国として知られるが、今、その裏では恐ろしい陰謀が渦巻いていた。

現在のミーファン帝国は、幼くして新皇帝に即位した餃子(チャオズ)の代わりに、大臣の鶴仙人が実権を握っていた。ドラゴンボールの力を使って世界征服を企む鶴仙人は、餃子を亡きものにし、帝国を牛耳ろうと暗躍する。鶴仙人の側近には、世界一の殺し屋桃白白(タオパイパイ)が仕えている為、誰も口出しは出来ない。桃白白の実力は、帝国軍一の実力者であるブルーを一撃で屠る程に強力で、ドラゴンボールを集めるレーダーを作らせた小悪党のピラフ一味を口封じの為に躊躇いなく殺してしまう程の残忍さも備えている。

餃子の傍らには、幼馴染の天津飯(テンシンハン)がいつも付いているが、今は互いの立場を考えて昔の様に仲良くは出来ない。昔はまるでホモの様に常に側にいた二人だが、天津飯にとって武術の師匠である鶴仙人には恩義があり、彼の横暴に逆らう事が出来ず、餃子を全力で守ってやることが出来ないのであった。

一方、武術の仙人が住むと言われるカリン塔がそびえ立つ聖地カリンにも、ミーファン帝国の魔の手が伸びていた。聖地を荒らしながらドラゴンボールを探す帝国軍の暴挙を見逃すことが出来ない聖地の守り人ボラとその息子ウパは、二人で帝国に乗り込む。ひょんなことから知り合った悟空たちとボラ親子は、共に武道大会に参加し、優勝して大臣の悪事を暴こうと計画、順調に勝ち進む悟空たち。しかし、途中で桃白白が乱入し、試合中にボラが殺されてしまう。激怒した悟空は桃白白に闘いを挑むが、返り討ちに遭い、必殺のどどん波で遥か彼方に飛ばされてしまった。

飛ばされた先はカリン塔の頂上。武道大会会場より何千キロは離れているであろう聖地カリン、高度一万メートルはあるであろうカリン塔の頂上に突っ込んだ悟空は、胸に入れていたドラゴンボールのお陰で一命を取り留める。心臓を守ったところでどうこうなる程の威力じゃなかったと思うが、とにかく助かった。そこには武術の神である仙猫のカリン様が住んでいた。初対面の悟空にやたらと気前のいいカリン様から、一粒食べるだけでどんな傷も回復するという仙豆をもらい、その後3分ほど桃白白の倒し方をレクチャーしてもらってリベンジに向かう悟空。

悟空の持つドラゴンボールの回収の為、桃白白は柱をロケットの様に飛ばしてその上に乗り、カリン塔まで向かって来ていた。空中で桃白白と激突した悟空は、地上に降り立ち決戦に挑む。そこは長閑なペンギン村。たまたま通りかかっためちゃくちゃつおい女の子、則巻アラレちゃんと共闘し、見事桃白白を倒した悟空は、急いでミーファン帝国に戻る。

その頃帝国では、天津飯が猛威を奮っていた。亀仙人すら倒す程の実力を持つ天津飯は、鶴仙人の命令で親友の餃子を殺そうとする。躊躇う天津飯に、亀仙人は「技が泣いておるぞ」と諭す。目が覚めた天津飯は餃子と熱い抱擁を交わし、遂に鶴仙人の野望は潰えた。

悟空はドラゴンボールで神龍を呼び出し、ボラを生き返らせてくれと願う。見事ボラは蘇り、ミーファン帝国にも平和が戻り、全部丸く収まったとさ。めでたしめでたし。

【review】
残りのメインキャストを一気に登場させ、半ば強引に詰め込んだぶっ飛びなストーリー展開。特に世界中を股にかけて戦う悟空と桃白白のバトルは声を上げて笑ってしまった。何故そこにわざわざアラレちゃんまで出す?アラレちゃんの登場により、桃白白を倒したのは悟空かアラレちゃんか分からなくなったが、カリン様の修行もロクでもないものだったので仕方ない。

餃子皇帝説はなかなかに無理がある設定かと思ったが、この子後の劇場版には殆ど登場しない。なので、今後の作品もこのまま餃子皇帝設定で観続けようと思います。

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