ネタバレ感想【劇場版 ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴】

【story】
悟空が死んだ。

ブロリーを倒して数日、地球にセルと名乗るかつてない強敵が出現。人類は滅亡の危機にさらされた。この強敵を倒したのは格闘技の世界チャンピオンであるミスター・サタン。サタンは世界を救った英雄として祭り上げられ、巨万の富を得た。勿論、この事実は捏造されていて、実際にセルを倒したのは孫悟飯だったが、この闘いで悟空と界王さまが犠牲になった。しかし、死してなお逞しい孫悟空。生前の功績を閻魔大王に認められた悟空は、肉体を保ったままあの世に滞在する事を許される。言わば永遠の命を得たようなものだ。あの世で自由気ままに修行に明け暮れる悟空。しかも、「あの世テレビ」のようなモニターで自由に下界の様子をうかがう事が出来るという特典つき。生きていた頃より至れり尽くせりである。

そんな悟空がその日眺めていた現世の様子は、天下一大武道大会だった。銀河で一番の強者を決める格闘技大会としての催しだが、その内容は金持ちの道楽のイベントで、試合もミスター・サタンが優勝する為のデキレースのはずだったが、勿論バトルマニアの超戦士たちは賞金目当てで参加することとなる。クリリン、ヤムチャ、天津飯、ピッコロや悟飯も参戦。未来からお隣さん感覚で遊びにきていたトランクスも折角の機会なので参加表明。それを応援する母ブルマと赤ん坊(自分)。この男、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク・ブラウン感覚で時間移動しまくっているが、大丈夫なのだろうか。

因みに、悟空が死んだことでライバルを失って、一切やる気のなくなったベジータは不参加、家でゴロゴロテレビを見ていた。

あのセルを倒した戦士たちが参加すると知ってサタンは大慌て。このままでは化けの皮がはがれてしまい、地位も名誉も失ってしまう。何とか仮病や嘘八百を並べて大会から逃れようとするが、事態は思わぬ方向に展開していく。

古より、この広い宇宙を東西南北4つに分けて、それぞれの地域を担当して管理していた4人の界王さま。しかし、悟空と共に北の界王さまが死んだことにより、かつて封印されていた宇宙の暴れん坊が復活。その名もボージャック一味。傍若無人のボージャックとブージン、極悪非道のゴクアとビドー、紅一点であり残虐なザンギャの5人は、これまでに登場したどんな悪人よりもとんでもない悪人だった。例によって標的を地球に見据え、5人は天下一大武道大会に乱入する。

参加者を次々と惨殺し、当然悟飯たちにも牙を剥く5人。応戦する戦士たちだが、まともに戦えるのは超サイヤ人の悟飯とトランクスのみで、クリリンやヤムチャは成すすべもなく倒されていく。ピッコロさんも見せ場なしだ。残された悟飯を全員で寄ってたかって痛めつけるボージャック一味。こいつらに一対一などという概念はない。さすが、宇宙一のワルだ。満身創痍の悟飯。そこに、見兼ねた悟空が瞬間移動で現世に現れる。あの世とこの世の意味とは…。助太刀してくれるのかと思いきや、「おめぇの力はそんなもんじゃねぇ!」と、悟飯を叱咤激励、直ぐにあの世に帰る。目が覚めた悟飯の身に、突如変化が起こる。

超サイヤ人状態の金髪は針の様に尖り、往年のデーモン閣下の髪型の様に立ち上がる。全身に輝く金色のオーラは、更に激しさを増し、火花を散らしながらSPARKING(影山ヒロノブ)!そう、この姿こそあのセルを倒した悟飯の真の力、「超サイヤ人の限界を超えた超サイヤ人」だ。

圧倒的強さでボージャックの部下たちを瞬殺していく悟飯。敵は悟飯に触れられるだけで爆散だ。残るはボージャックただ一人。この勝負の行方や如何に?

瞬殺だ。手も足も出ず木端微塵に吹き飛ぶボージャック。闘いを終えた悟飯たちはその場を後にし、その場に残されたミスター・サタン。世間はミスター・サタンが敵を倒したと信じ、サタンは二度も世界を救った英雄として崇められることとなった。

あ、そうそう、トランクスは未来に帰りました。

【review】
ここ最近のタイトルが適当過ぎて、どれがどれだか分からなくなってくる。やたら「!!」多いし。

突然の悟空の死という、久々のぶっ飛び展開。シリーズものの映画っぽくなってきた。今回の主役は悟飯が担当。唐突に変わる主人公、なかなかに大胆な展開だが、結構良い仕事をしてくれました。

今回の敵役、ボージャック一味、キャラクターはイマイチ弱かったんだけど、デザインが秀逸。歴代劇場版シリーズの敵キャラの中でも、群を抜いていると思います。

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