ネタバレ感想【劇場版ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人】

【story】
数年前、悪の天才科学者ドクター・ゲロは、その科学力で世界を支配しようとしていた。因みにDr.ウィローとは一切関係ない。長年の研究の末生み出した最強の人造人間17号と18号を使い、世界征服を企むが、逆に暴走した二体に殺されてしまう。元々人間であり、双子の兄妹で筋金入りのワルであった17号と18号は自由を得たことにより、突如手に入れたスーパーパワーで人生を謳歌しようとするが、当然悟空たちと衝突、闘いの末お互いは和解、世界は平和になったかに見えたが、ドクター・ゲロのコンピューターは試作品の13・14・15号を完成させていた。

平和なある日、悟空たちは街でショッピングに興じていた。悟空はチチの買い物に付き合い、マスオさんの様に大量の荷物を抱えている。その頃、イベント会場で催される予定のミスコンテストを観覧しようと鼻の下を伸ばしているスケベな亀仙人とウーロン。クリリンもまんざらではない。そして、仕方なく彼らに付き合わされているであろう、照れくさそうに後ろに立っているイケメン。何者?

周りからトランクスと呼ばれているこの青年は、ブルマとベジータの子らしい。いつの間に?二人の馴れ初めは?しかしそれよりも、彼の年齢は見たところ16~17歳に見えるが、両親の出会いから逆算しても生まれた時期の計算が合わない。どうやらこの青年、タイムマシンに乗って未来から来ている様だ。お隣さん感覚で宇宙に行けるほどの科学技術を見せつけられているので、もはや何を言われても驚かない。どうやら彼の存在が、件の人造人間問題に一役買っているのは間違いなさそうだ。

そんな長閑な昼下がり、突如街のあちらこちらが何者かによって破壊されていた。完成した3体の人造人間が、標的である悟空を目指して一直線に街を破壊しながら歩いているのだ。まるで「魁!!男塾」の直進行軍だ。

街中がパニックに陥っているのに、当の本人である悟空は一切気付くことなく家族でランチタイム。収拾がつかなくなった頃にやっとこさ両者が激突。大破壊された街から人の居ない氷河地帯へと戦場を変える悟空。嗚呼、またもや経済に大ダメージだ。

ひょっこりベジータも加わって、悟空、ベジータ、トランクスの三大超サイヤ人対人造人間の闘いが始まった。順調に14号と15号を倒したが、真の恐ろしさはここからだった。3体のリーダーである13号は、破壊された2体のコンピューターチップを吸収、完全体へと変身する。「餓狼伝説」のテリー・ボガードみたいな外見が、「ストリートファイター」の豪鬼みたいになり、悟空たち超サイヤ人が三人がかりでも手におえない程の強さを誇る。見せ場ほしさにピッコロも参戦するが全く役に立たない。

そこで、久しぶりの元気玉の登場だ。悟飯、クリリン、ベジータ、トランクス、ピッコロが時間稼ぎをしている間に元気玉を作る悟空。かわいらしい野鳥も協力してくれて、超元気玉が完成。人造人間13号を跡形もなく消し飛ばした。

【review】
平和な一日→今回の敵キャラが登場→バトル→勝った。という、典型的な劇場版ストーリー展開。ここから先の劇場版は、超サイヤ人以外は立ち入る事の出来ない領域に入ってくるので、脇役キャラたちを如何にして活躍させるかが課題となる。

平和な一日の表現が、山奥でのキャンプから都会でのショッピングに変更されていたのに新たな試みを感じるが、その分敵キャラ登場時の被害は甚大なものになるので、そうそう乱用は出来ないだろう。まあ、ドラゴンボールで元通りになるんだろうけど。

原作にちなんで、密かに開発されていた人造人間という設定は興味深い。原作での初出しが16号~20号だったので、15号以前は遊べるのでこれを利用しない手は無いだろう。あ、この次元のドラゴンボール世界線では、RR軍やハッチャン(8号)の存在は無視させて頂きます。

トランクス初登場。何の前触れもなく登場し、いきなり最前線で活躍できる彼の存在感は、一気にピッコロをぶち抜く。武道着ばっかりであまりファッションセンスのない服装の悟空たちの中に、いきなりオシャレなイケメンが登場。以後4作品くらいは未来の青年トランクスが活躍するので、ベジータとの関係性を楽しみながらじっくり見させてもらいたいと思います。

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