寿葬屋両国行脚(長月篇)

寿葬屋でございます。

9月7日、両国サンライズ、【怪帰大作戦 番外変~東京グロテスク~】にお越しくださいました皆様、誠に有難うございました。新怨源【東京グロテスク】を引っ提げての今通夜、小倉、広島、松山、岡山、大阪を経て、無事、今回の東京にて完結致しました。

当一座と共にこの通夜を駆け抜けてくださった、首振りDolls様、犬神サアカス團様、ゴトウイズミ様、Leetspeak monster様、DILDO KINGDOM様、FRUITPOCHETTE様、水色赤様、シェルミィ様、revenge my LOST様、MUSHA×KUSHA様、NECRONOMIDOL様、野田サリー様、そして両国で飛び入り参加してくださいましたNoGoD団長様、本当に有難うございました。是非ともまた、いつの日にか共演したい方々ばかりでございます。

そして何より、この通夜を支えてくださいました共犯者の皆様、各会場、本当に沢山の方にお集まり頂き、感極まる思いでございました。紛れもなく、この通夜を創り上げたのは皆様です。本当に有難うございました。今後とも是非、我々と共に最高の犯行現場を創って参りましょう。

それにしても、初めは舞台監督として参加した一週間で四か所の通夜、そして演者として参加の地元梅田、今回の東京と廻ってきましたが、今回ほど体力の限界に挑戦した行程もなかなか無いと感じました。ぶっちゃけた話、一週間かけて巡った西日本通夜の方が、ゆとりを持って行動できた分、体力的には余裕を感じました。

苺遠征の定番、例によって前日夜に集合してからの夜通し行軍、午前中に帝都入りしてからは何と、間髪入れずに魔さかのスタジオリハ。あわやそのまま会場入りからのリハーサル、そして本番…となりそうだったその時、スタジオと両国サンライズの中間地点に伐子嬢御用達のお風呂屋さんがあるとの情報が。

一同、心身共に疲弊し、詩母氏に至っては、渋滞中の高速道路で、無茶な運転をする自動車に対して、「う○こもらしたらいい」だの罵詈雑言を浴びせる始末。このままでは大事な本番にも支障をきたしてしまうところだったので、これは何とも有り難い助け舟。

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こちらが御徒町にあります燕湯様。リーズナブルなお値段で、リンスインシャンプー、ボディソープも常備、タオルのレンタルも出来、広々とした湯船でゆったり過ごせるという、今回の様に急なご利用にも適した素晴らしいお風呂屋さんでございます。

湯船の温度にさえ目をつぶれば。

セットされていた水温計によると湯船の温度は43度。後で女性陣に聞いたところ、女湯に至っては48度だったとか。火傷するレベルです。正に江戸っ子。鏡町のヨシキ様こと久米諒氏は、余りのお湯の熱さに激昂してあわや大阪に帰ってしまうところでした。

無事に入浴も済ませ、当一座としては5年ぶりとなる両国サンライズへ。前回と同じく、会場近くのコインパーキングに駐車、更に前回同様、会場近くのラーメン屋さんで昼食を済ませた後、会場入り。店主さんが頑固一徹そうだったので店内での商品の撮影は怒られそうだったので控えましたが、スープがさっぱりとしていて、非常に美味でございまいた。

森田鐵道やチャーリー釘童の居ない今、ストロベリー残飯処理係としての責を担っている寿、叶畫嬢の残りを処分、予想外に半分近く残っていた為、翌日昼頃まで食わなくて良いくらいの量を一気にかきこむ。

不眠による疲労困憊の肉体に、熱いお湯に浸かって体が温まったのに加え、満腹による睡魔が一気に襲い掛かり、リハーサルでは殆ど役に立たなかった寿、通夜中に敏腕舞台監督として走り回った実績を全く生かせませんでした。今回はゴトウイズミさんが居られなかった事もあり、完璧に油断してました。と言う訳でイズミさん、是非ともまた共演を宜しくお願い致します。

今回も、開場から開演までの間に怪人衆による客入れ芝居からスタートした怪帰大作戦。ゴトウイズミさん演じるメリーさんの代わりに、今回は合唱部の釵刺灯嬢が出演しました。今通夜お馴染みの共犯者の方にも、新鮮に映ったのではないでしょうか。

そんな中、全6会場、総て違う台詞で口上を熱演した疫馬車虫佐、本当に天晴でございます。稽古時間も殆ど取れない中、見事に【影男】を演じきっておりました。当一座の役者陣の中で、彼ほどロックな役者も居ないと思います。舞台に対する情熱と、芝居への容赦の無さが半端ではない。虫ちゃん、本当にお憑かれ様。また今度一緒に熱く語りながら飲もう!牛乳。

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初っ端から野田サリー様が狂ったステージを披露してくださり、会場は平日にも関わらずイキナリ超満員。そして、予てより共演したいと思っていたNECRONOMIDOL様、昨年、池袋ROSAで共演した際は、我々も演劇公演だった事もあり、殆どまともにお会い出来ませんでしたが、今回は此方も全員参加の念願叶っての真の共演、素敵なステージを有難うございました。CDも有難うございます。またゆっくり聴かせて頂きます。

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昨年、渋谷duoでMERRY様と共演させて頂いた際、当一座のライブをご覧になられたNMNLの方から、「下手の役者(寿)が、MUSHA×KUSHAの梅原さんを思い出すキレッキレの動き」と評して頂き、兼ねてより梅原様に憧れを抱いていた寿としては、この上なく光栄な賛辞のお言葉でしたが、今回、本当に久しぶりに実際の梅原様の舞台を拝見しましたところ、とてもじゃないが敵わない圧倒的なパフォーマンスを見せつけられ、意気消沈して挑んだ本番でしたが、逆に寿の演者魂に火が点きました。帝都ライブでは久しぶりの詩母&ぶっきーの共演でしたが、如何でしたでしょうか。否、もうみんな忘れてるかな(笑)?

大阪に引き続きの怪帰セッションでは犬神情次様、犬神凶子様をお迎えしての「X」、そして魔さかの、単に遊びに来ただけのNoGoD団長様まで飛び入り参加を快く引き受けてくださり、奇跡のコラボが実現しました。

実は密かに、団長様へも尊敬の念を抱いていた寿、寿の友人である深海魚くんがまだテレビのお仕事を頂いていた頃、ネット上で「深海魚くん、NoGoD団長さんに似ている」「本人?」といった発言をいくつか頂き、ご本人は覚えてらっしゃらないかと思いますが、それらに対して団長様御自ら「この人って、こっち側の人だよね」と書かれていたのが強烈に印象に残っています。この日は急な共演でバタバタでしたが、いつかまた機会がありましたら、ゆっくりとお話したいと願っております。団長様、本当に有難うございました。

終演後の打ち上げでは、久しぶりに「バンドの打ち上げ」感満載の20名近くでの居酒屋打ち上げが、懐かしくも嬉しい思いでした。座長とMUSHA×KUSHA池田様とのお話では、寿がストロベリーに加入する前の貴重なお話も沢山聞けて、尊敬するアニキたちの、20年近く変わらず続けている音楽に対する姿勢を感じ、そんな中に今、自分が参加出来ている事になんだか誇り高い気持ちになりました。

人数が多いのでテーブルを分けての打ち上げでしたが、注文の仕方の上手さの差が歴然で、かたや料亭の様な豪華さに対し、かたやテーブルの真ん中にピリ辛キュウリ一皿しかない、お金の無い大学生の家呑みみたいな状態、大急ぎで追加注文するも、焼き鳥やら揚げ物がパーティーみたいに畳み込まれた阿鼻叫喚の様な絵に。ラストオーダーでは考えなしに芋焼酎吉兆宝山を取り敢えず8杯注文。案の定飲み切れていなかった。

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するとここで奇跡。対する「料亭テーブル」ではなしのお酒が8杯注文されていた。共に人数とは関係なく8杯ずつ。最後の最後で足並みが揃う。

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そこからは何チームかに分かれて結局朝までそれぞれ飲み明かしていた様ですが、寿はこの辺りから記憶が曖昧でございました。翌朝、両国駅前の松屋でカレーを頂いたのですが、なんと座長は3時間前にも梅原様と定番の松屋カレーを食していたとのこと。お二人が揃う時の定番メニューなのだそうです。梅原様の伝説の名言として「大阪の松屋のカレーが一番美味しい」そうです。是非、食べ比べてみてください。

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犬拐はハンバーグカレーに生卵とポテトサラダという、キャンプファイヤーみたいな組み合わせ、朝まで飲んでこの勢いは凄い。

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ここでふと気付く。寿の来ているTシャツの女の子の顔が、何を恥ずかしがっているのか、妙に顔が赤い。

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「あれ?この子、こんなに顔赤かったっけ?」

ニヤニヤ笑う犬拐。

これはこれで良い感じで、ともすれば最初からこういうデザインだったんじゃないかとお思いかも知れないが、普段はこうなのです。

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比べると、明らかに赤ら顔である。まぁ、どこからどう見ても「滲み」なんだけど、寿には一切記憶が無い。その滲みを作った真犯人、犬拐雄叫による恐るべき犯行現場の証拠写真がこちらである。

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俺は叫んだ。「お前、なにやってんねん!」

ニヤニヤ笑う犬拐。そしてこの証拠写真を激写した灯嬢曰く、

「ごくごく飲んでましたよ?」

すいません、本当に記憶が無いんです。

この阿鼻叫喚っぷりも、昔懐かしの打ち上げって感じで、いつまでもこんな素敵な仲間達と馬鹿やっていたいなと思った、大切なものを沢山思い出させてくれた、私にとっても正に回帰な【怪帰大作戦】でした。

さて、【怪帰大作戦】はひとまず終わりましたが、間髪入れずに次は18日、心斎橋somaです。此方もどんな夜になるか恐ろしくて予想も出来ない、とんでもない一日になる事間違いなしです。是非、たくさんの皆様にお越し頂きたいです。

そして、もはや完売直前の10月15日、16日のアニマアニムスでの演劇公演【15RAMPO】、これまでの演劇公演とは一線を画する異例の役者陣によるオムニバス公演。此方もどうなるのか、誰にも予測できません。今後の苺の公演にも影響を与えるであろう歴史的なこの舞台を、是非その眼に焼き付けてください。新團員、【死化粧師】喪家ノ娶朗も参戦。

それではまたお会いしましょう。寿葬屋でした。

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