音楽的観点から観た『影切のオルグ』

画像


こんばんわ、手綱師・疫馬車虫佐です。
11月2日から上演される『影切のオルグ』の本番まで1週間を切りましたので今日は真面目に、かつ端的に『影切のオルグ』の魅力を、音楽的観点からのレビューを行いたいと思います。


よくアーティストの中で、ニューアルバムをリリースする際に「これはもはやベストアルバムと言っても過言ではない」という謳い文句で宣伝する場合がある。

先日、『影切のオルグ』の使用楽曲を一枚のCDに纏めたのだが、まさにその言葉が頭を過った。

今のストロベリーソングオーケストラを語る上でこの『影切のオルグ』はベストアルバム的集大成だと確かに感じたのである。

通常演劇公演やブッキングライブでは5、6曲くらいしか演奏されなかったりするが、今回は新曲だけで5曲演奏されるとすでに告知されている。
過去の演劇公演を振り替えれば、公演『夢喰』『家庭の異學』では、「切断ダリア」「黒い日曜日」、公演『秘密倶楽部アニマアニムス』では「アニマアニムス」、公演『観天忘奇譚』では「鍍金のサーカス」、公演『箱師』では「臓物にジグソウ」「テ・キベクナ レ・テスエナ」「血と煙草と薔薇のブルース」が生み出されてきた。今ではどの楽曲もライブでは欠かせない曲達だ。今回初披露される楽曲も、ダリアやアニマアニムスのようにおそらくストロベリーを代表する楽曲になるに違いない。
それだけの名曲が揃っているのである。またこれらの新曲はどれ1つとして、似通っていない、様々なカラーを持っている。というのも作曲者が全部違うのである。
それらの新曲には今までのストロベリーにはないようなテイストも含まれている。公演『箱師』で初披露されたブルースや、テキベクも衝撃を受けた方もいるだろう。今は完全にストロベリーを語る上で欠かせない楽曲になったが。
とにかく色んな可能性を秘めている新曲たちを、今ここで一曲づつ解説出来ないのが非常にもどかしく残念だ。是非その目でその耳で体感してほしい。

また、ベストアルバムと感じたのは勿論新曲だけではないからだ。今回の演劇公演は休憩含めて二時間半というかつてない大作になっている。というのも今までは1年に二度あった演劇公演を一回に凝縮し、ちょうど1年前の演劇公演『箱師』を終わってからすぐくらいに着手したのが今回の『影切のオルグ』だ。だから今までの公演よりも熟成期間が非常に長いのである。とハードルをあげてみても充分良い作品になっている。
話を戻すと上演時間が長ければ、勿論演奏楽曲も増える。新曲の他にもストロベリーを代表する楽曲が勢揃いなのである。つまりビラに書いているようにワンマンライブとも言えるのだ。中には久々に聴ける楽曲もあるかもしれない。

演劇公演を音楽的観点から切り取るように解説するのは、もしかしたら座長・宮悪戦車の意図に反するかもしれない。
だが普段ライブだけを見ている方や演劇に抵抗がある方にも一度演劇公演を見てほしいのである。
ストロベリーは音だけではなく視覚的にも楽しめる。僕の中では演劇公演『家庭の異學』の1シーンで聴いた(観た)「黒い日曜日」が未だに忘れられない。
今回の演劇公演『影切のオルグ』も誰かにとって心に残る作品になるであろうと思う。それ程、自信を持ってお薦めをしたい作品、まさにベストアルバムなのである。
それでは鏡町でお会いしましょう。疫馬車虫佐でした。


以下詳細です。
※今回いつもと少し違う特殊な座席形式の為、もしかしたら席によっては若干の見えにくさがあるかもあるかもしれないので早めの予約、アニアニでの実券の購入をお薦めします。チケットを持っている方が優先の入場になります。


ストロベリーソングオーケストラ
演劇本公演第61劇『影切のオルグ』

【日時】
2013年
11月2日(土)19時~
11月3日(日)14時~
11月3日(日)19時~
11月4日(月・祝)13時~
11月4日(月・祝)18時~
※開場は開演の30分前。開場時から役者は芝居をしています。


【場所】
中津Vi-code
(阪急中津駅下車1分。中津駅の高架下。)
www.vi-codo.com

【料金】
前売り(予約)3000円
当日券3500円
※ドリンク代別途500円

【出演】
ストロベリーソングオーケストラ・谷山祈子・良寛・宮田泰羽・木兎水花・雨木エン・カラスマセンサイ


【おまけ情報】

疫馬車虫佐(朝寝坊月眠。)Twitter Twitter.com/15chusuke

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック